こんまりさんに魔法をかけれられながら、クローゼット整理をした様子を書きます。
なんと3時間弱で理想のクローゼットを手に入れることができました。
これだけは言いたい!私にできたんだからあなたにも絶対できる!
私は、片づけれられないし、掃除も嫌いです。
掃除が嫌いな理由は分かっています。モノが多すぎて掃除しにくく、面倒くさいのです。
一人暮らししたらキレイにできる、引っ越ししたらキレイにできる、結婚したらキレイにできる、人生の転機を幾度となく無駄にしてきました。
もう私には片づけは無理、お義母さんを家に招待することなんてできない、とあきらめているくらいです。
先日、Radikoでおぎやはぎのメガネびいきを聴いていたら、
今、アメリカでこんまりがすごいらしい
という話をしていました。
小木さんが、Netflixで配信されている「KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~」の第一話を観た感想を、それはそれは辛辣に語っていました。
文字起こししているサイトがありました。
このおぎやはぎさんのやり取りがとても面白くて、決してプラスな紹介ではないのですが、逆に観たくなってしまって。
でも、最近Netflix解約したばかりなので、動画は無理だな~と思っていました。
数日後に本屋で、本の改訂版が平積みされているのを発見。
思わず買ってしまいました。改訂版、2月に発売されたばかりのようです。
シリーズ累計1000万部突破!?半端ねぇ~~!!
前置きが長くなりましたが、本の感想と実践をまとめます!
- 本の感想 ~文章までも整理整頓されている~
- 家のどこから整理するのが一番良いか
- 実際にクローゼットを整理してみた
- こんなに捨てることができました!なんとごみ袋7つ分
- 整理してから2週間経過
- 1巻をマスターしたら2巻を買う
本の感想 ~文章までも整理整頓されている~
そもそも片づけの本を簡単に購入してしまう人は片づけられない人だ、と(自分も片づけられないのに)思っていました。
それに、こんまりさんて、なんかスピリチュアルな感じがして、言葉は悪いですがちょっと胡散臭いとも思っていました。
加えて、童顔で小さくてかわいい感じの女子が片づけの魔法を唱えるなんて、なんとまあしっかりしたキャラ設定で、あざとさすら感じていました(ひどい)。
そうは思っていても、本も読んでいないのに勝手なイメージはよくないな、という気持ちもあって、購入にいたりました。
読んでみたらびっくりですね。
結論から言うと、ちゃんと断捨離できたし、片付いたんですから。
まず文章がとても洗練されていてすらすら読めます。
構成も整頓されていて、一度読めば読み返さなくても片づけ方が頭に入ります。
意識して書いているのではないか、と思うくらい無駄がないです。
2時間もあれば読破できました。
内容は、こんまりさんご自身の失敗例がたくさん書かれていて、共感でき、説得力があります。確立された収納テクニックは、たくさんの迷いや失敗あってこそのものでした。
私も今までダイエットと同じくらい収納にチャレンジして失敗してきたけれど、それでいいんだ、と一旦自分を肯定することができました。
そのうえで、今回この本から学んだことを生かして、リバウンドのない収納を成し遂げたいと、固く決心できました。
スピリチュアル要素は満載でした(笑)
それだけで苦手な方もいると思います。実際うちの旦那ちゃんに本の概要を説明してもあんまり響いてないし、「へぇ~そうなの~」とまったく信用していませんでした。
これは、結果で見せつけるしかないよね!ってことで、実践しました。
家のどこから整理するのが一番良いか
本によると、部屋ごとに片づけるのはNG。カテゴリごとに断捨離すべきとのこと。
例えば、リビングを片づける、ではなく、「本」を片づける、といった感じです。
こんまりさんの経験上、「服」が一番とっかかりやすいからクローゼットを最初に片づけましょう、ってことだったので、その通りにやってみます!
実際にクローゼットを整理してみた
現状の把握
最初にワト子のひどいクローゼットを紹介します。
コートすらちゃんとハンガーにかかっていないし、ひどいでしょう。収納BOXもきちんと締まっていません。本もあるし…きったねぇ!の一言。
中身を全部出す
とにもかくにも全部出して積みなさい、そしてその量の多さを実感しなさい、ってことなので、全部出してみました。うわー山盛りよ。なにこれー!ボリュームよ。。。
積み上げの雑さが大雑把な性格を物語っている。
トップス、ボトムス、小物、と、ジャンルに分けながら積むのが効率的なのでしょうけれど、最初からクローゼットにくしゃくしゃに入っていたので、分けるの面倒でとりあえず出しました。
それから軽くジャンル別に仕分け。まだ捨てません。
本当は靴も一緒に下駄箱から出したかったですが、私はスペースの関係でクローゼット片づけてからにします。
ここからが本番!一枚ずつ対話する
大事なのはここからで、一枚一枚手に取って、「ときめくかどうか」を確認します。
客観的になると笑っちゃう作業ですよね。
でもしっかりやります。
- 一枚一枚手に取って、「ときめくかどうか」を確認する
- ときめかなかった場合は、「その服は十分に役目を終えた」ということで、今までありがとう、とお礼を言ってゴミ袋に入れる
あまり着なかった服は余計に未練がありますが、その時は、お店でその服を見つけたときの嬉しさを思い出し、そのことに感謝します。
と、以上の手順でスイスイ進めていきます。断捨離後、こんなにスッキリしました。服だけでごみ袋5つ分くらいになりました。
途中、迷うものもあったけれど、想像していたよりスムーズでした。
こんまりさんの本の中に捨てる基準が書いてあるので、それに沿って作業的に進めるだけです。
自分の中の残したい基準だとどうしてもぶれてきてしまいますから、こんまりさんの基準は本当に助かりました。
ちなみに人に譲るのはNG。自分の不要物を押し付けて責任転嫁しているだけなので、気持ちの整理がついていないから、リバウンドするそうです。
断捨離が終わったらクローゼットに収納していく
いよいよクローゼットへ。
- ハンガーにかける場合は右肩上がりに
- たたむ場合は長方形になるようにたたみ、立てて収納
- 小物は靴箱を利用して仕切る
これを抑えて挑んだだけですが、この結果です!
次は靴とバッグ
靴とバッグもすべて出します。ひゃー意外とある。
こちらも服と同じ手順で一つ一つ感謝しながらお別れをしていきます。
最終的にこんなに少なくなりました。
完成!見違えるような結果に!
ジャジャーーーン!!!
バッグも上段にすっきり収まって、靴以外のすべての服&小物がクローゼットに収まりました。
驚くのは、引き出しの中に余裕があるということです。整理してもいつもギチギチだったのに。
こんなに捨てることができました!なんとごみ袋7つ分
感謝の塊が7つ。
撮影終了後、きちんと分別して、お別れしました。
なんでこんなに溜め込んでんだってくらいのハンガーが出てきた。。
整理してから2週間経過
メリット
- 今のところリバウンドなし
- どの服を持っているか完全に把握できたので、お店で服を選びやすい
- クローゼットを開けるのが楽しい
- 少ない服を組み合わせておしゃれするのが面白い
デメリット
- 旦那に「捨てすぎじゃないの?大丈夫?あの思い出の服は?」と言われる(笑)
本当にデメリットがありません。。。捨てすぎた感覚もありません。
ボロボロのヒートテックを捨ててしまった後に、テント泊が決まって必要なことが判明しましたが、しまむらにセール品を見に行ったら300円で新品かつ高機能の服に出会えました。
また、私はフラミンゴをモチーフにしたTシャツが大好きで、高かったので長年黄ばむまで愛用していました。あまり着なくなってからも捨てられずにいましたが、この度お別れしたところ、1週間後に素敵なフラミンゴワンピースに出会いました。
古い服とお別れすると新しい素敵な出会いがあるというのは本当だったんですね。
1巻をマスターしたら2巻を買う
次は書籍の断捨離にチャレンジします。
こんまりさんの本は、パート2も出版されているので、パート1を攻略したあとに読んでみようと思います。
内容が重複していないことを祈る。。。
片づけ方にも、人それぞれに好みがあると思いますが、こんまりさんは私にフィットしていました。
自分がこんなにきれいなクローゼットを手に入れることができるなんて思ってもみなかったです。
月曜断食で痩せたので、春のファッションを楽しみたいと思います。
お出かけをわくわくさせてくれる服たちに感謝しながら。
ではまた。